12月5日にMicrosoftがWindows 10用に拡張セキュリティ更新 (ESU) プログラムの提供を発表しました。
参照:Plan for Windows 10 EOS with Windows 11, Windows 365, and ESU
個人向けにも提供を予定しているようですが、基本的に企業がハードウェアを含めてWindows 11に移行するためのオプションとなります。
Windows 10のサポート終了以降も対象のパソコンを利用する可能性がある場合はESUのほかにWindows365などのサービス利用の提案なども行っています。
2025年10月に終了するサポートを最大3年間延長するサブスクリプションです。
詳しいプラン内容(月額、年額)は公表されていないようですが、2025年10月以降に有償で最大3年間セキュリティ更新プログラムの提供を受けれるというサポートプログラムのようです。
個人用プランの提供も予定
個人用プランの提供も予定していると記載されていますが、有償であることは変わりがないようで、Windows 7 ESUと同様に基本的に企業向けのサービスのようです。
Windows365を利用でESUの追加費用無し
Windows365を利用しWindows 11へクラウド接続しているパソコンはESUが追加費用なしとされています。
Azure Virtual Desktopで実行している仮想マシンも追加費用なしで利用可能。
提供されるのはセキュリティ更新プログラムのみ
提供されるサポートはWindows 10の重要なセキュリティ更新プログラムのみで、Windows 11以降のOSで提供される新機能や提供対象外のセキュリティ更新プログラムは含まれていません。
技術サポートも利用できません。
延長期間中にWindows 11への移行をお勧めします
Microsoftはハードウェア要件を満たしているパソコンに関してはWindows Update、Windows AutopatchやMicrosoft Intuneなどを使用してWindows 11へアップグレードを、ハードウェア要件を満たしていないパソコンを使用されている場合は、各メーカー(NEC、Dynabook、富士通、HP、DELL、ASUSなど)が提供しているパソコンやSurfaceへの購入を提案しています。
Windows 10のサポート終了(EOS)
サービス オプションごとの Windows 10 の現在のバージョン
(すべての日付は ISO 8601 形式: YYYY-MM-DD で表示されています)
サービス チャネル
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バージョン サービス オプション 公開日 最新のリビジョン日付 最新のビルド サービスの終了:Home、Pro、Pro Education、および Pro for Workstations サービスの終了:Enterprise、Education、IoT Enterprise、Enterprise マルチセッション 22H2 一般提供チャネル 2022-10-18 2023-11-30 19045.3758 2025-10-14 2025-10-14 21H2 一般提供チャネル 2021-11-16 2023-11-14 19044.3693 サービスの終了 2024-06-11 Enterprise および IoT Enterprise LTSB/LTSC エディション
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Windows 10 リリース情報
バージョン サービス オプション 公開日 最新のリビジョン日付 最新のビルド メインストリーム サポートの終了日 延長サポートの終了日 21H2 長期間のサービス チャネル (LTSC) 2021-11-16 2023-11-14 19044.3693 2027-01-12 2032-01-13 (IoT Enterprise のみ)1 1809 長期間のサービス チャネル (LTSC) 2018-11-13 2023-11-14 17763.5122 2024-01-09 2029-01-09 1607 Long-Term Servicing Branch (LTSB) 2016-08-02 2023-11-14 14393.6452 サービスの終了 2026-10-13 1507 (RTM) Long-Term Servicing Branch (LTSB) 2015-07-29 2023-11-14 10240.20308 サービスの終了 2025-10-14
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