Intel 第10世代以降のパソコンでWindowsのクリーンインストール時にストレージ(SSD、HDD)を認識しないことがあります。
認識させるためには下記ドライバーが必要となります。
第11世代以前は インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー(インテル RST)
第12世代以降はインテル・ボリューム・マネジメント・デバイス(インテル VMD)
参照:
インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジーのサポート (インテル® RST)
インテル® RST ドライバーを使用して インテル® VMD 対応プラットフォームで RAID または インテル® Optane™ メモリー構成を有効にする方法
世代によりドライバが異なる
以前は第11世代から第13世代でインテルからドライバーが提供されていましたが2025年8月時点では第11世代までと、第12世代以降で別々に提供されているようです。
インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー ドライバー・インストール・ソフトウェア (インテル® optane™ メモリーを使用する (第 11 世代から第 13 世代プラットフォーム)
※現在リンク無し
インテル® Optane™メモリー搭載インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジードライバー・インストール・ソフトウェア (第 10 世代および第 11 世代プラットフォーム)
インテル® Optane™ メモリー搭載インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジードライバー・インストール・ソフトウェア (第 12 世代から第 15 世代のプラットフォーム)
Windowsインストール時(旧F6)のドライバー入手方法が特殊
F6ドライバーとしてインテルからZIPファイルが提供されていました(例:インテル® VROC)が、exeファイルからドライバー抽出する方法に変わったようです。
ドライバー作成方法
1.必要なドライバーをダウンロード
・第10~第11世代
・第12~第15世代
2.ダウンロードしたexeファイルが保存されたフォルダーを開く
3.開いたフォルダー内を右クリックする
4.ターミナルで開くをクリックする
※ダウンロードしたファイルを右クリックしたら表示されませんでした。
5.ターミナルで下記コマンドを実行する
./SetupRST.exe -extractdrivers SetupRST_extracted
6.作成さたフォルダーをUSBメモリに保存する
※フォルダー内の”VMD”フォルダだけでも大丈夫のようです。

6.3 「ドライバのロード」方式を使用した INTEL(R) RST ドライバの事前インストール。 a. SetupRST.exe からドライバー ファイルを抽出します。 - SetupRST.exeのあるディレクトリを右クリックしてターミナルを開きます。 「ターミナルで開く」または「PowerShellをここで開く」を選択します - 次のコマンドを入力します。 ./SetupRST.exe -extractdrivers SetupRST_extracted b. SetupRST で抽出したすべてのドライバー ファイルを USB キー メディアにコピーします。 c. Microsoft Windows OS*の場合: - オペレーティングシステムのインストール中に、インストール先を選択した後 Windows では、「ドライバーのロード」をクリックしてサードパーティの SCSI または RAID ドライバーをインストールします。 d. プロンプトが表示されたら、USB メディアを挿入して Enter キーを押します。インテルサポート README Text Files (ReadMe_20_2_1_1016.4.txt)
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