MicrosoftからOutlookでループコンポーネントを含む会議出席依頼を作成し[送信]ボタンをクリックするとクラッシュすると発表がありました。
不具合内容
バージョン 2307 ビルド 16626.20170に更新後にLoopコンポーネントを含むメールを作成し送信を行うとOutlookがクラッシュします。
不具合が発生するとアプリケーション イベントに下記ログが作成されます。
エラーが発生しているアプリケーション名: OUTLOOK.EXE、バージョン: 16.0.16626.20170、タイム スタンプ: 0x64cc6089
ループ コンポーネントを含む会議出席依頼の送信中に Outlook Desktop がクラッシュする
障害が発生しているモジュール名: mso20win32client.dll、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x64cc5e7b
例外コード: 0x004c620e
障害オフセット: 0x000000000027b5bd
エラー処理 ID: 0x1894
アプリケーションの開始時刻のエラー: 0x01d9cafedceb4b72
エラーが発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\OUTLOOK.EXE
障害モジュール パス: C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\Office16\mso20win32client.dll
対策:現在調査中
8月14日時点で「調査中」のステータスとなっています。
参照:ループ コンポーネントを含む会議出席依頼の送信中に Outlook Desktop がクラッシュする
Microsottから最新のセキュリティ更新プログラムのため、ロールバックはお勧めしていないとし、緊急の回避策が案内されています。
緊急の回避策
管理者権限で下記の2つのコマンドを実行する。
- cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
- officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.16626.20134
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